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公開日:2025.03.31
親の介護が必要になったとき、経済的な負担が大きくのしかかることがあります。特に、収入が限られている家庭や突然の介護が必要になった場合、どのようにして介護費用を捻出するかは重要な問題です。本記事では、親の介護にお金がない場合に利用できる公的支援制度や補助金、介護費用を調達する方法について詳しく解説します。
親の介護にかかる費用は、一時的な出費と毎月の継続的な費用の2つにわかれます。
出典)公益財団法人生命保険文化センター|生命保険に関する全国実態調査
まず、介護を始める際の一時的な費用の平均は、公益財団法人生命保険文化センターの調査によると平均47万円です。住宅の改修や介護用ベッドの購入などが主な出費です。ただし、「15万円未満」の世帯が24.0%と最も多く、初期費用の負担は家庭ごとの差があります。
出典)公益財団法人生命保険文化センター|生命保険に関する全国実態調査
次に、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)の毎月の平均9.0万円です。
最も大きい区分として「15万円以上」を支払っている世帯が19.3%にのぼり、経済的な負担が大きい世帯が多いことがわかります。介護には予想以上の費用がかかるため、早めに資金計画を立てる必要があるでしょう。
介護費用は工夫次第で負担を軽減できます。まずは無理なく費用を削減できる方法がないかを検討してみましょう。
ここからは、介護費用を抑える具体的な方法を紹介します。
在宅介護は、高齢者が住み慣れた自宅で安心して介護を受けられる方法です。家族と一緒に過ごす時間が増え、精神的な安定にもつながります。
介護保険を利用すれば、訪問介護や訪問看護、訪問入浴介護、訪問リハビリテーションなど、必要なサービスを柔軟に組み合わせられます。SOMPOホールディングスの「介護費用に関する調査」によると、在宅介護にかかる月々の費用は平均で約7.5万円であることがわかりました。
しかし、家族の介護負担が大きくなることや、24時間体制の介護が難しいという課題もあります。介護する側の負担を軽減するために、家族内で役割分担やサポート体制について決める必要があります。
費用面だけでなく負担を考慮して、在宅介護のメリットとデメリットを十分に検討することが大切です。
介護費用を抑える方法のひとつに、地域で行われているボランティア活動やコミュニティ支援の活用があります。例えば、新宿区では、住民ボランティアが高齢者の日常生活を支援する取り組みを実施しています。
たとえば、買い物や掃除の手伝い、話し相手になるといった活動を通じて、高齢者が安心して生活を続けられるように支えています。こうした活動は、無償または低料金で利用できることが多く、経済的な負担を軽減する助けになります。
さらに、地域包括支援センターでは、介護や生活に関する相談を受け付けており、地域の支援団体を紹介してもらうことも可能です。家族だけで介護を抱え込まず、地域の力を借りることで、介護の負担を減らしながら安心して介護を続けられます。
介護には多くの費用がかかるため、経済的な負担を減らす方法を知っておくことが大切です。ここからは、介護費用を賄うための具体的な方法を紹介します。
介護費用の負担を軽減するためには、公的支援制度を利用しましょう。以下の表は主な公的支援制度です。
制度名 | 内容 |
---|---|
高額介護合算療養費制度 | 1年間(毎年8月〜翌年7月)の医療費と介護サービス費を合算し、一定の上限額を超えた分が払い戻される。 |
高額介護サービス費制度 | 介護サービスの自己負担額が月ごとの上限額を超えた分が払い戻される。 |
家族介護慰労金制度 | 要介護度が高い高齢者を在宅介護している同居家族に支給される。 |
上記の制度を上手に活用し、介護費用の負担を少しでも減らしていきましょう。
介護費用を捻出する方法のひとつに、リースバックの活用があります。リースバックは、自宅を売却した後に賃貸借契約を結び、そのまま同じ家に住み続けられる仕組みです。
短期間でまとまった資金を得られるため、住宅ローンの完済や介護費用の確保にも役立ちます。リースバックは以下のような特徴があります。
契約内容によっては、突然の契約解除や家賃の値上げが発生し、退去を余儀なくされる恐れもあります。そのため、事前に専門家に相談してリースバックの内容を十分に確認し、リスクを正しく理解することが大切です。
本記事では、親の介護にかかる費用の平均、費用を抑える方法、公的支援制度やリースバックなどの資金調達方法について解説しました。介護は経済的・精神的な負担が大きくなりやすいですが、制度やサービスを上手に活用すれば、その負担を軽減できます。家族と相談しながら、自分の状況に合った対策を講じて、無理のない介護生活を実現しましょう。
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